ある工学部応用化学科の風景

ある工学部応用化学科の風景
たまたま購買で見かけた本なのだが結構すごいことが書いてある。
内容としては著者の体験記(カナダの大学に行った時の話など)や化学的な話がメインなのだが冒頭からやってくれた。

実験室から持ち出したシアン化カリウムをちょっと舐めてみた。すると頭がぐぁ〜んと殴られたような感じがしてふらふらする。

てなことが書いてあった。
さてさてシアン化カリウムとはなんでしょうね?化学やってる人はご存知ではないかと思うのですが、こいつはいわゆる青酸カリってやつです。
( ゜Д゜)ポカーン
あの猛毒の青酸カリ、アーモンド臭がするらしい青酸カリですよ。なめるか普通?幸い口をよくゆすいだら大丈夫だったらしいが凄いことをするものだ(;・∀・)

ちなみに青酸カリは

シアン化カリウム(しあんか-かりうむ)は、化学式 KCN で白色の粉末状結晶。比重1.52、融点634.5℃。アーモンド臭があり、俗に青酸カリ(せいさんかり)、青化カリとも呼ばれる。

炭素とカリウムと窒素の化合物で、炭素と窒素の間は三重結合になっている。人体に有害な毒物で、推定による経口最低致死量は200mg(参考: ラット経口 LD50 5mg/kg)。また、皮膚から吸収することによっても中毒を起こす。これは、シアン化カリウムは水溶液中で電離してカリウムイオンとシアン化物イオンとなるが、このシアン化物イオンは、一酸化炭素と同様に、ヘム鉄に配位結合して酸素との結合を阻害することにより、呼吸ができなくさせるためである。毒劇法で、医薬用外毒物に指定されている。

潮解性があり、水に易溶、溶液は強アルカリ性を示す。空気中では二酸化炭素と反応し、炭酸カリウムに変化する。シアン化ナトリウムと同じく、金、銀などの塩と錯塩(水に可溶)を形成する性質をもつ。これを利用して、金、銀類の抽出や鍍金に利用される。

ウィキペディア - Wikipedia

てな物質です。